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東京の片隅で 毎日繰り広げられる 会話の記録
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グランブルー・ジェネレーション

という言葉があるほどの

フィルム・カルト。


…に限って、

観てなかったりするのって

あったりする。


うちの姉が

「実は、私ゴッド・ファーザー観たことないんだよね。」

と言った時の、

10㌧級のショック。

グランブルーファンの人にとっても、

それくらい、ありえない話なんだろうなぁ。


観てなかった…。


へー、グランブルー。

それ、おいしいの?

え、映画?

サーフィンの映画?

あ、違う?

男の映画?

ん、今度観るわー。

なんつって、後回しにしてきたんですが。


観てみました。


まず、

良い、とか、悪い以前に、

これが一世風靡した、ということに納得。


個人的な感想としては

すごく好きだった。


あと、

何度も観れる映画ですね。


「A子がB男と知りあって、

 両親に反対されて、

 駆け落ちするんだけど、

 兄が両親説得してくれて、

 なんか親戚とかも後押ししてくれて、

 最後にはハッピーエンド」


みたいな、

ストーリーわかっちゃえば、それでおしまい。

な映画と違って、

いろんな年齢で、

いろんな立場で、

いろんな見方ができる。

そんな映画だなぁと思いました。


いろんな見方といえば、

ジブリも最近変わってきましたねー。


徳間書店から独立して以降、

いわゆる

「大衆ウケ」とか

「動員数」とかを

念頭に置く必要がなくなったとかで…。


ハウルもポニョも、

ビジュアル的には、子供も楽しめるけど、

実は大人向けの映画なんじゃないか、

なんて思えます。


宮崎さんが意識しているのか、

していないのか、

深読みしようと思えば

いくらでもできる。


これまでの作品のストーリーが

薄い、

とかそういうことではなくて、

「ちょっと、メッセージ変わったかな」

ということです。


話は戻して、

グランブルー。


タイトルクレジット部分の

エリック・セラの音楽もいいですね。

キュイーンって、

イルカが鳴く。


映画の中は、

ノスタルジーいっぱい。

楽しいはずのシーンも、

なぜか、ラストへの伏線に思えてしまう。


そのラストも、

いろんなバージョンがあるみたいですが、

私が観たのは、

帰ってこないバージョンでした。


結局

主人公は

ピーターパン症候群とでも言うべきものだったのかな、

なんて思います。


成長を拒む、のではなくて、

人間の世界を拒む。

ひいては、大人の世界を拒む。

人間の複雑な世界への興味がありながらも、

恐怖がある。


そんな映画だったからこそ、

(当時の)若い人を中心に、

「グランブルー」な「ジェネレーション」に

なったのかなぁ、なんて。


良い映画でした。


 





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東京の小さな我が家で
クーピーことサクラ君(愛すべき同居人)との二人生活。

徒然、徒然。

特になにも起きないけれど、
それもそれで、
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