東京の片隅で
毎日繰り広げられる
会話の記録
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
小津さん
といえば、
日本映画の・・・・・・・・・・・なんだ。(笑)
巨匠?
重鎮?
文珍?
とにかく「すごい」、「有名な」映画監督の一人です。
で、
この前、
『お早よう』を観ました。
「佐田啓二さんと中井貴一さんって、そっくりーーーーー。
やばいーーーー。まるで親子じゃーーん!!!」
なんつって、
「親子ダロッ」
なんつって、
ひとりノリツッコミしながら
けっこう盛り上がったのを抜かしても、
とってもいい映画でした。
なにがあるわけでもない
淡々とした日常を、
「面白く」撮れるって、
ザ・才能だよなー、と思ったわけです。
そんな小津安二郎といえば、
思い出があって。
パリで勉強していた時、
文学のクラスで「モリエール」の話を延々とする教授がいたんです。
まいっかい、まいっかい、
モリエール。
以上。
聞くところによると、
さらに、毎年同じ授業をしているそうで。
まあ、大学の先生はそうですよね。
で、その先生が
「頭からつま先まで」
「ゆりかごから墓場まで」
200%ゲイ。
いっつも、お洒落なネクタイして、
靴下の色にも気を使って、
マレ地区(ゲイタウン)を、彼氏らしき男性と歩いていた、なんて
まことしやかな噂もあって。
クラスメートにも、ゲイの男の子がいて、
「文学部と美術学部の教授なんて、ゲイばっかりよ」
と、教えてくれました。
彼「なんでかわかる?」
私「美的感覚にすぐれてるから?」
彼「ちがうわよ。教授たちが、気に入った男の子から助教授にしてくからよ。」
なんて。(笑)
ほんとだか、嘘だかしらないけど、
面白い。
んでまー、
その先生の話。
私、すぐ脱線するな・・・。
その先生が、
モリエールと小津安二郎の共通点の話が好きで。
まずは、
「同じテーマ」。
・お互い好き合っている若いカップル。
・権威的に立ちはだかる、彼女の父親的存在。
・ハッピーエンド
つぎに、
「一貫した作風」。
とにかく同じテーマで、作品を作り続ける。
もっと、いろいろ話してくれたんですが、
要するに、
小津さんをチョコチョコ引き合いに出してくるんです。
で、日本人の私がいる。
「ねえ、そう思わない?」
と、必ず話を振られる。
恥ずかしながら、あまり小津さんの作品を観たことがなかった私。
しかも、「モリエールに絡んで」って言われてもねえ。
それを、今、あなたから学んでるわけですよ。(笑)
それからは、
なんとかその授業で発言しようと、
シネマテークという映画館、兼、シネマ・アーカイブに通ったり、
DVDを借りたりして、
小津さんを観るようになりました。
きっかけは、
そんな感じでしたが、
おかげで、小津さん、大好きです。
ブログランキングに参加しました!ポチっとお願いします!

PR
この記事にコメントする
|
|||||||||||
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
latest blogs
(10/23)
(10/22)
(10/21)
(10/20)
(10/19)
(10/18)
(10/15)
(10/12)
(08/13)
(08/09)
profile
HN:
DynaGirl
性別:
女性
自己紹介:
東京の小さな我が家で
クーピーことサクラ君(愛すべき同居人)との二人生活。
徒然、徒然。
特になにも起きないけれど、
それもそれで、
楽しかったりするもんです。
東京の小さな我が家で
クーピーことサクラ君(愛すべき同居人)との二人生活。
徒然、徒然。
特になにも起きないけれど、
それもそれで、
楽しかったりするもんです。