ふぇらーーーーーり

「ふぇらーーーり見たでー」

と、興奮気味に語るのは

もちろん、

我が家のサクラ君。



いつもの帰り道には、

しょっちゅう

高級車が停まっているらしく、

今回見たのは

「安いフェラーリ」だったらしい。




「安い」フェラーリって、

あんた・・・。



車が好きなのは

わたしも同じ。

いつかはいい車がほしーなー、

と思っているんですが。



サクラ君とわたしの趣味は

かなり食い違っていて、

サクラ君は

ドープでラックスでこわっそーーーーな

国産高級車がお好み。

セルシオとか、ベンツとか。

あ、ベンツは国産じゃないか。



あちきは

ミニ・クーパーとか、

ハマーとか、

（違いすぎだろっ！笑）

どーせベンツなら、ゲレンデとか。



あああ、

これじゃ、お金貯めても、

結局言い争いの末、

ぜんっぜん違う車に落ち着くんだろうなぁ。



そんな夢にヨダレたらしてる暇があったら、

まず、貯金をせい、と。

そういうことなんです。

はい。



ま、でも

夢はタダということで。

 

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関西人やめたいって・・・

昨日は

職場でちょいと嫌なことがあってご帰宅のサクラ君。



帰ってくるなり、

イヤフォンを無造作に耳から外し、

無言で忙しそうに動いている。



シャワーを浴びてベッドに座ると、

しゃべるしゃべる。

自分流の職場の倫理について、

「努力」について、

葛藤について・・・。



こういう時、

下手にこっちが「正論」（ティーじゃないよ笑・・・ごめん）

を持ち出しても、

気分を逆なでするだけだと思っているので、

意見はせずに、一通り話を聞きました。



それにしても、

よく話すなーと、

関心しながら聞いてましたよ。



いや、

よく話す人の方が好きなんです。

それは、もう、絶対。



それにしても、

関西人の方がよくしゃべる、って

これステレオタイプじゃあ、なさそうかな。



サクラ君だけをサンプルにして言ってるわけじゃなく、

今まで知り合った関西人の方々を見て。

そう思う。



そのあと、

ちょっと気分が良くなったものの、

昨日は「ストレスの塊」という感じだったサクラ君。



しばらくして、

急に怒り出して、

ガバっと起きて、隣の部屋へ突進。

したかと思ったら、

派手にコケた。笑

派手に。



なんだ、なんだ、

と思っていたら

笑ってる。

わざとコケたらしい。



びっくりしたぜ、チキショー、と思っていたら、

笑いながら、

「もう、おれ関西人やめたい」と。



疲れてるのに、

笑いは取らなくて、

いいんスヨ。

サクラん坊。



性だからしょうがないか・・・。。


 

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ココイチ？

最近コメ不足で・・・。



数日前から我が家のお米が

切れています。


買いに行こうと思ったんですが、

なかなか

お米を買って

担いで持って帰る、

という時間も

体力もなく（この暑さで）。



米不足で

日本人のDNAが減っていきそう。



家にあるパスタや

おうどんで

ごまかしごまかし

ごはんを作ってきたんですが、



昨日

サクラ君が

「『ご飯』が食べたい」

と言い出しました。




二人とも

今から買いに行く勇気もなく、

お出かけする体力もなく、

近所のココイチでカレーということになりました。



「ココイチ」は

もちろん、

合点、

知っていたのですが、

なんとなく今まで食べる機会がなくて、

私の初体験になりました。



私がカレーを作ると、

あのトロッと感がなくて、

インドカレーやタイカレー風の

シャバシャバカレーばっかりだったので、



トロッカレーを食べたがっていたサクラ君は

大変ご満悦の様子でした。



わたしも、

辛さ２倍というので

注文してみましたが、

うん。

おいしかったです。



絶対誰でも知ってるけど

行ったことないお店とか、

観たことない映画とか、

けっこうありますよね。



わたしの場合、

ココイチはこれで「済」。

あとは、

吉野家に行ったことがないんですが・・・。

どうだろうな～。




体育会系の１０代でもないし、

いまさら牛丼チェーンに初挑戦する意味は

あるのか？ないのか？



わからない時は

挑戦しろ！

ということで、

こんど機会をみつけて

行ってみようかと思います。

黄金糖

なんでも、

関西の方にしかない飴（アメチャン）があるとかで・・・。



サクラ君が

ある日突然

「キーカネトーが食べたい」

と言い出しました。



「？？？？？」



なんだそりゃ。



聞いてみると

どうやら

ベッコウ飴の一種

（というかベッコウ飴）

らしい。



「東京に売ってへんの？」

って聞かれても、

キーカネトーなんて

知らないよ。



もっとよく聞いてみると、

「黄金糖（おうごんとう）」

のことらしい。



生まれて初めて聞きました（笑）。



「東京では見たことないよ」

と言われると、

余計

食べたくなったんでしょう。



サクラ君は

颯爽と携帯を取り出し、

父上に電話。



後日・・・・・・・



キーカネトーは

めでたく

10袋も

我が家に届いたのでした（ぉぃぉぃ）。



ベッコウ飴は

あんまり好きじゃないのですが、

サクラ君が

あまりにもおいしそうに食べるので、

イッコもらってみた

わたしでした。



うん、

まあまあ、

オイシかったゾ

（↑しんちゃん風）

ニューシネマパラダイス

前から

「感動する映画が見たい見たい」

と言っていたクーピーこと、サクラ君。



それならば、と

『ニューシネマパラダイス』を

借りてきました。



なんと

サクラ君は、

今回が人生初の

『シネパラ』体験。



ということで、

気合いを入れて見始めたわけですが・・・。



サクラ君は、

どうも、

映画の前半が苦手。



いつも、

中盤あたりから

本腰入れて観はじめるんですが・・・。



今日も

「泣かれへんやん、これ。」

「泣けへんやん」

と、その繰り返し。



まだ始まったばっかりだろっ！！！（怒）



と。



なだめつつ、

すかしつつ、

『シネパラ』を観ました。



映画の中で、

アルフレードが

恋するトトに、

「窓の下で王女を99日待ち続けた兵士の話」

をするシーンがあります。



「王女に恋した兵士が

彼女に告白した。

すると王女は

『100日間、わたしの窓の下で待ち続けてくれたら

あなたの愛に応えましょう』

と。

兵士は

雨の日も

雪の日も

風の日も

王女の窓の下で待ち続けた。

そして99日目の夜。

兵士は椅子を持って

去って行った」



正確には憶えていませんが、

こんな話。



なんで兵士は100日を目前にして

去って行ったのか。



サクラ君が

「なんでやと思う？」

と聞くので、

「王女が自分のことをなんとも思っていないことが、わかったからじゃない？」

と言ったら、



サクラ君が

「これは99日目に消えることで、

王女が自分の存在に

改めて気づくからやで」

と。



結局、

映画の中の解釈とは

わたしたち二人ともかけ離れてたんですけど（笑）。




いい映画でした。